2024年4月8日月曜日

超初心者向け・カプセルの機材でDJをするための事前知識

 本稿は”DJに興味があって町田カプセルの月曜DJ練習会に参加してみたいけどどんな準備をすればよいのか全く分からない”という方のための記事となります。

音源を用意しよう

DJというとアナログレコード盤やCDを用いて音楽を流すことを想像されるかもしれませんが、カプセルのDJ機材であるXDJ700はUSBメモリに音源をコピーしそれを接続して再生する機材となっております。

従いまして、音源は"mp3"、"WAV"、"AAC"、”AIFF”のいずれかの形式の音源ファイルをUSBメモリにコピーしてお持ち込み頂く事になります。
(音源ファイルの形式とはなんぞや?という方はこちらのリンク先をご参照下さい→
https://blog.onlive.studio/audio-file-formats-for-music-22
また、DJに使用するUSBメモリはフォーマットに指定があります。”FAT32”でフォーマットしましょう(他のフォーマットにも対応はしているのですが、市販されているもののUSBメモリの多くはデフォルトでFAT32でフォーマットされており、汎用性も非常に高く、USBメモリでDJをされる方ほぼ全員こちらのフォーマットを利用しています)

USBメモリのフォーマットとはなんぞや?という方はこちらのリンク先をご参照下さい→https://www.officepro.ne.jp/media/kiji.php?n=393


・音源を解析しよう

PC/macを用いて音源データファイルをUSBメモリにコピーし、それをカプセルの機材に接続するだけでもプレイはできるのですが、Pioneerが無償提供している楽曲管理ソフト”rekordbox(ダウンロードリンク)"を使えば、事前に楽曲のBPM(速さ)、キー、波形などを解析した状態でUSBメモリにコピーする事が出来る様になります。


解析を済ませた音源をrekordboxのエクスポート機能を用いてUSBメモリに書き出す事で、Pioneerの機材に接続した際に解析情報が表示される様になります。
詳しい使い方は下記リンク先がとても分かりやすいでのでご参照下さい。
https://discpick.com/rekordbox-usb-export/

2024年現在、クラブやDJバーなど、ほぼ全てのDJ現場にはPioneerの機材が用意されているため、USBメモリを用いてのDJを続けていく上ではこのソフトの履修は必須といっても過言ではないでしょう。

◆BPM(速さ)、キー、波形が見えるとどんな良い事があるのか
これらを知る事で、楽曲同士を”繋ぐ”という行為が格段にやりやすくなります。
キー、波形については長くなるので割愛しますが、まずは同じ、または近しいBPMの楽曲を繋ぐ練習をしましょう。繋ぎ方は練習会当日に店主がご説明させて頂きます。また、DJシンヤさんという方の繋ぎに関する記事が分かりやすいのでよかったらご参照下さい。(記事リンク

◆なぜ繋ぐのか
こちらに関しての詳細はDJの歴史や存在意義の話になるので割愛します。
一切繋がず、まるっと一曲フルコーラスかけて終わったところで次の曲をかける、という行為も十分にDJでしょう。しかしながら、DJプレイを聴いてくれている人をより楽しませる・感動させる・盛り上げる為には、ジャンルに関わらず良い選曲と良い繋ぎが必須と筆者は思います。

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以上、プレイするジャンルごとの細かい話は一旦置いといて、とりあえず音を出すための準備は以上となります。
ご不明な点がありましたらXへのリプライ、DM、またはメールフォームにてお気軽にお問合せ下さい。

町田カプセルDJ練習会を、どうぞよろしくお願い致します。